管理人のトガミです。
さて今回は『ワークルーム(WorkRoom)』という商材について取り上げたいと思います。
特定商取引法に基づく表記
事業者名 | Various Work.Ltd |
責任者 | Stella Brown |
所在地 | 43/F, AIA TOWER, 183 ELECTRIC ROAD, NORTH POINT, HONG KONG |
連絡先 | info@workroom.site |
URL | https://www.workroom.site/ https://bourbonplus.net/ |
特商法とは、消費者の利益を守るための法律です。
電話勧誘販売、通信販売、連鎖販売取引などのトラブルが生じやすい商取引においては、
販売者情報(主に事業者名、責任者、所在地、連絡先)を表記することが義務付けられています。
実際の評判は?
work roomの副業は非常に怪しいです。 work room副業の仕事内容をセールスページから引用します。
・ 1日30分で日給3万円を月3回受け取ることができる。
・ 完全オンラインで稼ぐことができる
・ ワークルームの費用はたった18500円
これらはもちろん嘘です。信用してはいけません。1日30分で日給3万円稼げるなんて話はありません。
【Various Work.Ltd】『WorkRoom(ワークルーム)』は、かなり危険な案件なので、絶対に登録しないでください。
自社が設立した?クレジットカード決済のサイトに飛ばし、クレカ情報を集めている可能性があります。
デビットカード不可と限定していることからも、悪用の可能性が高いでしょう。
Various Work.Ltdについて
販売会社の『Various Work.Ltd』について調べてみました。
会社HP
会社HPは確認出来ませんでした。
設立
設立時期は不明です。
所在地
所在地の43/F, AIA TOWER, 183 ELECTRIC ROAD, NORTH POINT, HONG KONGについて調べてみました。
該当住所にはオフィスビルのAIAタワーがあり、43階にはConpass Officesというレンタルオフィスが入居しています。
引用元:Conpass Offices
Various Work.Ltdという名の企業が入居している事実は確認出来ず。
所在地はレンタルオフィスで間違いなさそうですね。
補足として、検索をかけると同名の日本企業がヒットしますが、金属加工の会社で全くの無関係です。
偶然の一致でしょう。
しかし怪しげな企業と社名が被るとは・・・
日本のVarious Workにとっては良い迷惑ですね。
Stella Brownについて
販売責任者の『Stella Brown』について調べてみました。
経歴概要
経歴は不明です。
実績
Stella Brownに関する情報は発見できませんでした。
本名ではない、或いは実在していない可能性も考慮する必要が有りそうです。
ビジネスモデル
ランディングページには以下の文言が並んでいました。
- 0円で始める簡単スマホ副業
- 在宅副業の決定版
- 1日3万円目指せる
- 作業したら待つだけ
- 1日数分でもOK‼︎
- WEB限定募集
ビジネスモデルが不明
LPは在宅で空き時間に稼げるといった様な文言ばかり。
では一体何を行うのか?
引用元:0円で始める簡単スマホ副業
投資とは全く違うとのこと。
少なくともFXや株ではないみたいですね。
自動売買ツールでもないそうです。
つまり株式投資、FX、暗号通貨、貴金属投資、不動産投資は除外されますね。
もしや物販か?
まさかギャンブル?
それともアフィリエイト?
色々と推測は出来ますが、結局のところサッパリ分かりません。
料金について
引用元:0円で始める簡単スマホ副業
一方のサイトには「副業初心者応援キャンペーン」と称して、0円で始められると記載があります。
しかしもう一方では「解説マニュアル」代として18500円が必要と書かれていました。
引用元:ワークルーム
販売ページによって異なるのは何故なのか?
一体どちらが正しいのでしょう?
また、18500円とはWEB限定の特別価格だそうです。
通常価格は39800円とのことですが、割引の証拠はありません。
過去に一定期間、「通常価格」で販売していたという明確な根拠が無いと、景品表示法に抵触する恐れが有ります。
そもそもWEB限定募集なのだから、「WEB限定」の特別価格はおかしいです。
取引実績
ワークルームで稼げたといった口コミは一切確認が出来ません。
証拠が一切ないという事は、実際に稼げるかどうかは未知数です。
高額バックアップの可能性あり
上述の料金18500円はあくまでマニュアル代です。
ワークルームの「作業」を行うにあたって、何らかの料金を別途請求される可能性が考えられます。
例えばツール代。
有料プランへの加入なんかもありがちですね。
セミナーはLPで否定されているので、これは無さそうです。
まとめ
本商材は推奨できません。
理由としては以下の通りです。
- 販売会社の実体が掴めない
- ビジネスモデルが不明
- 景品表示法に抵触する可能性あり
- 高額バックアップの可能性あり
香港の企業で、且つ連絡先がメールアドレスのみです。
日本法人あるいは専用の窓口があるのか、それ自体が不明となっています。
トラブルが発生した際に適切な対応は期待できないかもしれません。
所在地はレンタルオフィスですからここには誰もいなさそうですし。
企業の実体が全く見えてこないのは、ペーパーカンパニーである証左とも思えますが・・・
確かに法人自体は香港ですが、LPを見る限り明らかに日本人をターゲットとしていますよね。
本当の拠点は国内にあるかもしれません。
何事も勢いで決めるのは良くありません。
『後悔先に立たず』
後から悔やんでも遅いのです。
一度立ち止まって、今一度よく考えてみて下さい。
人の言う事を鵜呑みにせず、自分自身で見極めていきましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。