管理人のトガミです。
さて今回は『KAGUTSUCHI(カグツチ)』という商材について取り上げたいと思います。
特定商取引法に基づく表記
| 事業者名 | 合同会社cottont |
| 責任者 | 相沢 春樹 |
| 所在地 | 東京都杉並区上高井戸1−22−4−201 |
| 連絡先 | info@kagutsuchi01.biz |
| URL | https://kagutsuchi01.com/lp/main/ https://kagutsuchi01.com/lp/line/ https://kagutsuchi01.com/lp/download/ |
特商法とは、消費者の利益を守るための法律です。
電話勧誘販売、通信販売、連鎖販売取引などのトラブルが生じやすい商取引においては、
販売者情報（主に事業者名、責任者、所在地、連絡先）を表記することが義務付けられています。
実際の評判は？
FXトレード商材として、通知ひとつで簡単という説明ですが、ロジックがそもそも不明であり、自分の意志で損切、利確が出来ないのは不可解である。さらに、投資において”絶対”はありませんので、『KAGUTSCHI/カグツチ』に参加しても、毎日５万円が稼げる可能性はありません。
現状「詐欺だ！」と断言はできませんが、後で高額の10万円や50万円単位の高額のバックエンドが控えている可能性が高いと感じます。
また、会社が法人登録しておらず、特商法表記も記載が不十分なので、何かトラブルが起きた場合は対応してくれない可能性が高く信頼性もないですね。
合同会社cottontについて
販売会社の『合同会社cottont』について調べてみました。
会社HP
会社HPは確認出来ませんでした。
設立
法人番号指定日は令和2(2020)年12月16日とつい最近です。
確かカグツチはリリース3年目の筈では・・・。
法人番号を取得する前から展開していたのでしょうか？
所在地
ヴィレッジ・イン・芦花
引用元：ヴィレッジ・イン・芦花
所在地の東京都杉並区上高井戸1−22−4−201について調べてみました。
調べてみたところ、該当住所にはヴィレッジ・イン・芦花と言う建物の存在が確認出来ました。
ここの204号室に相沢氏が入居しているのでしょうか？
なんて事のないごく普通のマンションでした。
とても稼げている様子には見えないですね。
相沢春樹について
相沢春樹
引用元：KAGUTSUCHI
販売責任者の『相沢春樹』について調べてみました。
経歴概要
- ラサール高校卒業後渡米し、スタンフォード大学に進学
- ヘッジファンドのタイガーグローバルマネジメントに入社
- 外国為替・通貨オプションのトレーディング業務を手掛ける
- 7年の勤務ののち日本に帰国、プライベートバンカーとして活動
- 総資産30億円以上の富裕層を顧客に持つ
- 金融業界の注目を浴びている
実績
名門高校卒業後、スタンフォード大に進学・・・
ヘッジファンドでの勤務経験があり、現在は富裕層を顧客に持つプライベートバンカー・・・
経歴からかなりのエリートであることが窺えます。
が、相沢春樹の経歴を裏付ける証拠は一切発見できませんでした。
華麗な経歴をお持ちの割に無名過ぎませんかね？
プライベートバンカー資格保有者？
プライベートバンカー(PB)とは、富裕層向けに資産運用・管理の手伝いをするスペシャリストです。
相沢は自信がPB資格を保持していると主張しています。
彼が資格保有者かどうかは、日本証券アナリスト協会のHPで調べる事が可能です。
ここにPB資格保有者名簿が掲載されていますので、『相沢春樹』の名が確認出来れば正真正銘の資格保有者と言えます。
しかし名簿に彼の名前はありませんでした。
PBが虚偽であるとすると、そのほかの経歴も事実かどうか疑わしくなってきます。
ビジネスモデル
ランディングページには以下の文言が並んでいました。
- 毎日5万円がずっと手に入る！
- 高度なAIテクノロジーを活用
ビジネスモデルが不明
カグツチの操作説明として以下の手順が示されています。
- スマートフォンに通知が届く
- 点滅しているボタンを押す
- エントリーを完了する
相沢の経歴から考えると、FXの自動売買辺りではないか？と考えています。
LPの内容だけではどのような種類の投資なのかは全く分かりませんね。
では販売ページに記載はあるのかというと、それもなし・・・。
実際、書いてあるのは「毎日5万円が稼げる」という事だけで内容がスカスカです笑
取引実績
KAGUTSUCHI
引用元：KAGUTSUCHI
カグツチのページによると、リリースから既に3年目に突入しているとの事。
利用者は528名！
その割に知名度はゼロみたいですね。
銀行の預金残高や札束の画像が掲載されています。
果たしてこれが本当に利用者から送られてきた”本物”の画像なのか？
確かめる術はありません。
実績を裏付ける証拠は何一つない、と言っていいでしょう。
まとめ
本商材は推奨できません。
理由としては以下の通りです。
- ビジネスモデルが不明
- 相沢春樹の経歴に信憑性がない
- 取引実績に信憑性がない
ビジネスモデルは自動売買の可能性が高いですが、明かさずに隠しています。
自動売買なんて今時ありふれているのに、わざわざ隠すメリットなんてないのでは？
相沢の経歴や、カグツチの実績も全て証拠のない自称に過ぎません。
根拠が示されていないことを鵜呑みにするのは危険です。
世の中そんなおいしい話がその辺に転がっている訳ありませんよ。
何事も勢いで決めるのは良くありません。
『後悔先に立たず』
後から悔やんでも遅いのです。
一度立ち止まって、今一度よく考えてみて下さい。
人の言う事を鵜呑みにせず、自分自身で見極めていきましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
