管理人のトガミです。
さて今回は『MOVEMENT(ムーブメント)』という商材について取り上げたいと思います。
特定商取引法に基づく表記
事業者名 | 株式会社Supermaniac |
責任者 | 西野 智紀 |
所在地 | 東京都品川区平塚1-5-3 |
連絡先 | info@movement1.biz |
URL | https://move1ment.com/olp/event/ https://move1ment.com/olp/event/index03.html https://move1ment.com/olp/event02/index03.html https://move1ment.com/olp/lineon/download/ https://move1ment.com/olp/movement_lp_s1/ https://move1ment.com/olp/movement_lp_s2/ |
特商法とは、消費者の利益を守るための法律です。
電話勧誘販売、通信販売、連鎖販売取引などのトラブルが生じやすい商取引においては、
販売者情報(主に事業者名、責任者、所在地、連絡先)を表記することが義務付けられています。
実際の評判は?
まず、資産構築アプリと言ってましたが
アプリではなく、単なるWEBサイトでした。「MOVEMENT(ムーブメント)」の内容は、利益通知が1日3~5回くるので
通知がきたらサイトを開いて、光っているボタンをタップする。その作業が1分以内で終わるので、1日3分の操作でOK ということで
EAではなく、シグナルツールを使ったトレードシステム だということがわかりました。
MOVEMENT(ムーブメント)は、エントリーポイントを的確に教えてくれて
毎日5万円を作り出してくれるEAツールのようです。紹介されている通りにエントリーポイントを的確に教えてくれて
毎日5万円稼げる。しかし毎日5万円という表記は、誇大広告を疑う内容だと考えます!
ビジネスモデルも説明も一切ないのは怪しいです。
また、個人情報の流出の危険もあります。
株式会社Supermaniacについて
販売会社の『株式会社Supermaniac』について調べてみました。
Supermaniacの会社HPは確認出来ませんでした。
引用元:戸越ビル
所在地の東京都品川区平塚1-5-3は戸越ビルというオフィスビルですが、戸越ビルの何階に入居しているのかが不明です。
会社の所在地を明確にせずぼかしているという事は、企業として実体が無い可能性も考えられます。
西野智紀について
引用元:MOVEMENT
販売責任者の『西野智紀』について調べてみました。
- 東大卒の35歳
- 野村證券の調査部門に6年間勤務
- エコノミストへ転向後、3年の歳月をかけて2019年にMOVEMENTを完成させた
これまでの華々しい経歴をアピールしていますが、この経歴が事実であるという裏付けが取れていません。
フォーブスアジアに特集が組まれたこともあるとの事ですが、調べても確認が出来ません。
動画内ではそれらしき記事が映っているのですが・・・
このフォーブスアジアは2019年3月号と思われますが、本当に西野の特集記事が掲載されているのでしょうか?
同姓同名の書評家に関する情報が出てきますが、こちらの西野智紀については全く分かりませんでした。
確認が取れない以上、西野智紀が主張する経歴には証拠が無く信憑性に欠けます。
ビジネスモデルは金取引
引用元:MOVEMENT
チュートリアル動画のアプリ画面をよく見ると、XAU/USD(金/米ドル)と見えます。
この事から、『MOVEMENT』はゴールド(金)の取引を行うサインツールであると考えられます。
疑問なのは、なぜ金のトレードであることを隠しているのか、という点です。
何かビジネスモデルを隠して販売しなければならない理由があるのでしょうか?
まとめ
本商材は推奨できません。
理由としては以下の通りです。
- 株式会社Supermaniacの実体が掴めない
- 西野智紀の経歴に関して裏付けが取れない
- 金取引である事を隠している
その他にも、高額な有料プラン等へ加入を勧められる可能性が有ります。
アプリのダウンロードは無料ですが、この手の案件が無料で済むとは考えにくいです。
「毎日5万円が手に入る」などと謳ってはいますが、金投資は株やFXなどとは異なります。
金にはそれ自体に価値がある為0円になる事は有りませんが、利益を得られるのは売却益のみであり、保有しているだけで配当が受け取れるわけではありません。
飽くまでも投資のリスク分散先の一つとして考慮すべきものです。
確かに安定はしていますが、効率的に資産を増やすのには不向きです。
何事も勢いで決めるのは良くありません。
『後悔先に立たず』
後から悔やんでも遅いのです。
一度立ち止まって、今一度よく考えてみて下さい。
人の言う事を鵜呑みにせず、自分自身で見極めていきましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。